東工大物理の出題傾向
東工大物理の難易度は、当然、高いのは言うまでもありません。しかし、難問は出題されても、奇問は出題されないのが東工大物理。まじめに取り組めば、ちゃんと理解できる良問の難問が出題されます。
東工大物理の大きな特徴は、試験時間が120分と長いことです。時間が足りずに解けないということはほとんど無く、「問題を解く力」が問われることになります。そういう意味では、物理の実力に自信がある人には向いていると思います。
東工大物理の解答形式は、「完全記述式」と「穴埋め式」が混ざった形式です。完全記述式の解答は、次のフォーマットに合わせて書いていくとよいでしょう。
- 文字の定義(例:求める速さを
とおくと、)
- 法則名(例:エネルギー保存則より、)
- 式(例:
)
- 答(例:
)
東工大物理の難問対策
難問対策用の問題集として定評があるのは、『名問の森』と『難系』の2冊です。
頻出の難問を精選してあるのが『名問の森』で、問題数が多いのが『難系』です。予備校などに通っている人は、授業で扱った問題の類題をこれらの問題集からピックアップして練習するという利用法のほうが、解法が整理されるのでよいでしょう。
東工大物理の合格体験記
東工大物理で高得点をとって東工大へ合格した方の合格体験記です。